臨床心理士派遣サービスご利用施設インタビュー/社会福祉法人友興会 様

Q:ご利用メニューを教えて下さい
A:越谷心理支援センター様には、一昨年度、昨年度と、今年度も続けて全職員に向けた施設内研修をお願いしています。実際に、生活環境内で問題行動の多い子どもへの対応、性的課題を抱えた子どもへの対応、施設内ケースカンファレンスの実施方法についてお話しいただきました。
Q:越谷心理支援センターの臨床心理士を呼んで・利用して良かった事、感じた事、嬉しかった事を教えて下さい
A:社会的養護に従事していた経験のある臨床心理の先生に講義いただくことは、私共施設職員のスキルアップはもちろん、技術の幅を広げることができました。「なるほど」と感じることが多く、問題行動の多い子どもへの理解が深まったことがあげられます。気づきのポイントがたくさんあったのはもちろんですが、実践に役立つ、子ども対応に使えるといった内容が多かったです。また、話し方もとても上手で、指導的ではなく、先生の経験や、実践を元にお話してくださることで、話しに惹き込まれる感覚がとても心地良かったです。
Q:越谷心理支援センターの臨床心理士が他機関の心理職と違った所を教えて下さい
A:社会的養護に従事されていたことが一番大きなポイントとなるかと思います。そして、とても寄り添って、施設職員と同じ目線で講義をいただき、『困っている』部分の共有が出来る。子どもの問題行動に対する困難や、精神的な苦しさを分かってもらいつつ、知識や技術を伝授していただけるところが、まず越谷心理支援センターにお願いしたい思うところです。
Q:今後の越谷心理支援センターに求める事があれば教えて下さい
A:これからの社会的養護は、さらに問題を抱えた子ども達が増えてくる傾向にあるかと思います。重度の発達問題を抱えている子どもでも、社会的養護の受け皿として児童養護施設はさらなるスキルの向上が望まれます。社会的養護と、臨床の両面の知識・技術をお持ちの先生はとても貴重で、施設職員の最後の砦と言えるでしょう。子どもの問題行動に直面した時に、児童養護施設にできる最善の対応をお聞きしたいです。講義という形にこだわらず、ぜひ問題対応プロジェクトチームの一員と位置付け、対応のアドバイスを頂きたいです。
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